初めてでも簡単!マカロンの作り方(写真で図解)
小さな焼き菓子マカロンは、フランスの代表的な焼き菓子のひとつ。アーモンド、粉砂糖、グラニュー糖、卵白で作られたそのおいしさは格別ですが、意外と簡単に作れます。
アメリカにはマカルーンと呼ばれるクッキーがありますが、それとは別の違うお菓子。フランスで、もともとはフィリングなしの焼き菓子だったのが、20世紀前半にパリのお菓子屋さんがガナッシュを挟んだのが、今のマカロンの始まりと言われています。
マカロンは日本でもピエールエルメパリや、ラデュレ、オクシタニアルなどのお店で買えますが、一個400円前後!マーサさんも「高級店だと1個2ドル50セントとかそれ以上するけれど、手作りなら1個18セントぐらいでできるのよ」と言っています。
おもてなしのデザートに、可愛い色のマカロンを並べて出せば、きっと皆喜びますよ!
◆材料
皮なしアーモンドスライス 71g
粉砂糖 117g
グラニュー糖 3/10カップ
タマゴの白身 2個分
バラ色の着色料 3滴(★好きな色でいい)
ラズベリージャム 適量
絞り袋2枚と、直径10ミリの丸い口金
◆作り方レシピ
【絞り袋の用意】
絞り袋1枚に、直径10ミリの丸い口金をつけ、コップなどに入れて立てておく。上の口の部分は、外側に折り返しておく。(もう1枚は、レシピ(11)で使う)
【アーモンドパウダーを作る】
(1)皮なしアーモンドスライスをフードプロセッサーでひいて、パウダー状にする。(★パルス操作で混ぜる=混ぜすぎないように手動操作で混ぜる)
(2)粉砂糖を加え、さらに少し混ぜる
(3)ザルでふるう。ザルに残ったものはフードプロセッサーに再度かけて細かくし、加える。(ふわふわのパウダーになる)
【メレンゲを作り、アーモンドパウダーを混ぜる】
(4)グラニュー糖と、タマゴの白身を、ミキサー(マーサさんはキッチンエイド)のボールに入れ、最初は軽く手で混ぜる
(5)その後ミキサーに、中ぐらいの速さで2分かけ、なじませてから、速度をあげて、さらに2分ミキサーにかける(色がだんだん変わってくる)。
(6)バラ色の着色料3滴を最後に加えて、少しミキサー。(必ずジェル状の着色料を使う。液状だと生地がゆるくなる)
(7)ミキサーからボールをはずす。(3)のアーモンドパウダーを全部一度に加えたら混ぜる。★混ぜ方のコツ:ヘラで、ボールの底や側面から「持ち上げて押しつぶす」を37回繰り返す(マカロンのエキスパートからマーサさんが教わった方法)
(↓アーモンドパウダーを加えたところ)
(↓底から持ち上げたところ)
(↓持ち上げたものを、側面に押しつぶしているところ)
(↓持ち上げたあと、側面に押しつぶしているところ)
(↓ 同上。押しつぶした後が側面についている)
(↓37回終わったところで、ヘラで中央に集めているところ)
【オーブンで焼いて、完成させる】
(8)生地を絞り袋に入れ、丸く絞り出す。直径2㎝。同じ大きさに絞る。
★最初キュッとまとまっていた絞った生地は、自然に大きな円になります(下の写真)。
(9)絞り終わったら、天板を10~15㎝ぐらいの高さから2回落として空気を抜く。
(10)180度のオーブンの下の段で13分焼く。(途中6~7分で天板の向き(前後)を入れ変える。)
(11)焼きあがった生地を完全にさまし、半分にラズベリージャムを絞って載せる。絞り袋には口金をつけず、先を少しだけ切って使う。
(12)何も載せていない生地を上から載せ、軽く押して、ジャムが少しだけ外から見えるようにする。食べるまで冷蔵庫に入れておく。
★チョコレート風味にするなら、アーモンドスライスを3/10カップ減らして、砂糖無しのココア大さじ3加える。抹茶風味も、同じ分量でつくれるようです。いろいろ試してみるといいですね!
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